10.2M 15min 母の千里が再婚を決意したという。苦労して女手ひとつで育ててくれた母がやっと幸せを掴もうとしているのに雄介は複雑な心境だった。祝福するべきなのに、湧き上がってくる感情は大好きな母との暮らしが終わってしまう喪失感。
31.8M 15min 「はぁん!」肩を揉んでくれていた息子の手が乳首に触れた時、優子は反射的に身をよじらせて妖艶な声をあげてしまった。母ひとり子ひとりの母子家庭。女の幸せは後回しで必死に子育てしてきた。だが息子が一人前になろうとしている今、優子は自分の中にある男を求める本能が目覚めつつあることを実感した。